高次脳機能障害(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

IMG_0509_convert_20140312102825.jpg

高次脳機能障害

高次脳機能障害の種類
4.社会的行動障害
・感情を適切にコントロールすることができなくなり、不適切な行動をとる状態のこと
・感情を抑えられなくなったり、逆に自発的に行動できないなどの症状がみられる
リハビリ・対応
・感情的になりやすい場合は、行動の前に一度確認する癖をつける
・発動性の低下がみられる場合は、するべきことのリストをつくる
・周囲の人にも、患者を責めない
・問題の起きるバターンを分析して予防してもらうなど協力を求める
高次脳機能障害を確認する代表的な検査
認知機能検査
・改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
・MMSE(mini-mental state examination)
知能検査
・ウェクスラー成人知能検査(改訂第3版)(WAIS-Ⅲ)
前頭葉検査
・前頭葉機能検査(FAB)
・ウィスコンシンカードソーティングテスト(WCST)
失認検査
・標準高次視知覚検査(VPTA)
失行検査
・標準高次動作性検査(SPTA)
記憶検査
・対語記銘力検査(三宅式記銘力検査)
・リバーミード行動記憶検査(RBMT)
失語症検査
・WAB失語症検査
・標準失語症検査(SLTA)
※高次脳機能障害が疑われた場合、その原因疾患(脳血管障害、神経変性疾患、頭部外傷など)を確認するために、CT、MRI、SPECTなどの検査を行うことも重要である

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2019.10.30 06:58 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医療高次脳機能障害(3)












管理者にだけ表示