
パーキンソン病
バーキンソン病とは
・黒質の細胞が変性することにより、ドーパミン産生が低下し、スムーズに体を動かせなくなる神経性疾患
4大症状
1)安静時振戦
・じっとしているときに手足の震えが出現する
2)無動
・動作がゆっくりになる、字がだんだん小さくなる(動作緩慢)
・表情の変化が乏しくなる(仮面様顔貌)
3)筋強剛(固縮)
・受動運動に対し、関節の歯車様または鉛管様の抵抗がみられる
4)姿勢保持障害
・歩こうとすると足がすくむ(すくみ足)
・小刻みで歩く(小刻み歩行)
・歩き出すと前のめりになり、止まらなくなる(加速歩行)
その他の症状
・便秘、排尿障害、起立性低血圧、脂漏性皮膚など
好発年齢
・40から80歳代で発症
・好発は50から70歳代
患者数
・人口10万人当たり100から150人
・65歳以上では、有病率はその数倍になる
・神経性疾患の中では最も頻度が高い
・介護保険でも特定疾病に指定されている
・徐々に運動機能が障害されるだけでなく、最近は認知症をきたすとも言われている
治療
1)薬物療法
・レボドパ、ドパミンアゴニスト、抗コリン薬、アマンタジン、MAO-B阻害薬、COMT阻害薬など
2)運動療法(リハビリテーション)
3)手術療法
・脳深部刺激療法(DBS)などは、薬物・運動療法が無効の場合に考慮する
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