
レビー小体型認知症
代表的な症状
幻視
・レビー小体型認知症では、認知機能が数分から数日など様々な間隔で変動する
・過度の傾眠やせん妄に陥る場合もある(認知機能検査の結果も大きく変動する)
・認知機能の変動に連動して幻視が起こる傾向があり、典型的には人、虫、小動物が多い
・知らない子どもが部屋で遊んでいるなど臨場感のある具体的な幻視を繰り返す
レムM睡眠行動障害(RBD)
・レビー小体型認知症の初期に出現することが多い
・レム睡眠時に筋緊張抑制を担う系統の機能障害が原因と考えられている
・主に、四肢・体幹の運動(暴力的行動が多い)や大声をあげる(寝言)ため、身体を周囲の物にぶつけて、ケガをすることが多い
・同時に悪夢を伴うことが多く、行動や発言は夢の内容に一致する
・治療には、抗てんかん薬であるクロナゼパムを用いる
・レム睡眠行動障害は、パーキンソン病でもみられる
認知機能の低下
・レビー小体型認知症の中核症状として、注意や覚醒レベルの著名な変化を伴う認知機能の動揺がみられる
・数分から数時間の日内変動や、数週から数ヶ月に及ぶ変動がみられることがある
レビー小体型認知症の病理所見
レビー小体
・神経細胞内に出現する円形の細胞質封入体のこと
・レビー小体型認知症では、レビー小体が大脳皮質など中枢神経系に広範に分布している
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