心原性脳塞栓症(2)

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心原性脳塞栓症

心臓内で起こる血栓の形成
・心原性脳塞栓症は、心房細動(AF)などの心疾患により心臓内に血栓が形成され、その一部が血流に乗り、脳の動機に詰まって起こる脳梗塞
発生と症状
・塞栓子により突如血管が閉塞されるため、突発的に発症し、短時間で症状が完成する
・側副血行路の発達が悪いため広範囲な塞栓巣となり、重篤な症状を呈する
1)活動時に好発
・主に日中の活動時に、心臓内の血栓が遊離し塞栓子となり、脳動脈に運ばれて血管を閉塞する
・一過性脳虚血発作(TA)が先行することがあるが、アテローム血栓性脳梗塞ほど頻度は高くない(約10%)
2)突発時に好発
・塞栓により突然血流が途絶えるため、突然発症し、短時間で症状が完成する(突発完成型)
・突然発症のため側副血行が悪く、広範囲な塞栓巣となり、片麻痺や感覚障害に加えて、失語などの皮質症状や、意識障害などの重篤な症状を呈する事が多い
誘因となる心疾患
・心内血栓の形成誘因として、不整脈、弁膜症といった心疾患が存在することが多い
・心房細動(AF)による左心房、特に左心耳内での血栓形成が最も多い
・この他、心臓以外の部位に形成された血栓が心臓を経由して塞栓子となることもある(奇異性脳塞栓症)

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2019.11.16 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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