アルコール依存症(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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アルコール依存症

コルサコフ症候群
・前向健忘、逆向健忘、見当識障害、作話、病識欠如などが出現する病態
・ビタミンB1の欠乏により、脳の乳頭体に変性が生じる
・離脱せん妄やウェルニッケ脳症では、ビタミンB1の補給が重要
スクリーニングテスト
1)AUDIT
・世界保健機構(WHO)が作成したテストで、アルコール関連問題の重症度を測定するスクリーニングテスト
・10項目から構成され、テスト全体で最低が0点、最高が40点で評価される
2)CAGE(ケージ)
・以下の4質問からなるアルコール依存症のスクリーニングテストで、2項目以上該当するとアルコール依存症が疑われる
→減酒の必要性、他者からの批判への煩わしさ、飲酒への罪悪感、朝の迎え酒
ブリーフ・インターベンション(減酒支援)
・多量飲酒などの問題飲酒者の飲酒量を減らすことを支援する方法のひとつ
・問題飲酒ではあるが、アルコール依存症までは至っていない人が対象
治療
・アルコール依存症の治療主体は入院治療で以下の3つに分けられる
1)解毒治療
・からだと心に起きている合併症の治療と、離脱症状の治療
2)リハビリ治療
・個人精神療法や集団療法で、本人に飲酒問題の現実を認識させて断酒の決断へと導く
3)退院後のアフターケア
・病院、クリニックへの通院
・抗酒薬の服用
・自助グループへの参加

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2019.12.12 07:27 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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