
介護福祉士試験対策として「人間の尊厳」に関する用語をご紹介します。
「人間の尊厳」とは、人間が個人として尊重されること。生活支援の基本的原理であり、理念的価値です。
「自立」とは、自分の生活が自分ひとりで行うことができるだけでなく、心理的に他人への依存から脱却し、自ら意思決定をし、可能な限り社会における何からの役割をもち活動することです。
自立と似た言葉に自律があります。
「自律」とは、自立の前提となるもので、何かを目指す心の働きのこと。
自立を現実的かつ効果的に達成するには、精神的な自律を伴うことが必要。
介護保険法第一条(抜粋)
要介護高齢者などが尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう必要な給付を行い、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
人間の尊厳に関する基本理念
「ノーマライゼーション」
障害のある人たちをひとりの市民として地域で普通に生活できるように社会のしくみを変えていくこと。
・バンク・ミケルセン
デンマークで知的障害者の親の会の運動にかかわるなかで、世界で初めてノーマライゼーションの原理が入った1959年法の制定にかかわった。
・ニィリエ
スウェーデンのニィリエは、バンク・ミケルセンの考えの影響を受けながら、ノーマライゼーションの8つの原理をまとめた。
次回に続く
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