
人間の尊厳に関する基本理念の続き
「リハビリテーション」
単に機能回復訓練のことをいうのではなく、障害のために人間的生活条件から疎外されている者の全人間的復権を目指す技術及び社会的、政策的対応の総合的体系。(1982年、身体障害者福祉審議会答申)
身体的、精神的、かつ社会的に最も適した機能水準の達成を可能とすることにより、各個人が自らの人生を変革していくための手段を提供していくことを目指し、かつ時間を限定したプロセスである。
(1982年、国連「障害者に対する世界行動計画」における定義)
「ソーシャル・インクルージョン」
障害者だけでなく、すべての人々を社会的孤立や排除などから援護し、社会の構成員として包み込まれて生きる地域のあり方。
「ナショナル・ミニマム」
国が社会保障その他の公共政策によって国民に保障する最低生活水準。
「バリアフリー」
障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)とあんるものを除去すること。
「ユニバーサルデザイン」
年齢や障害の有無などにかかわらず、全ての人が使いやすいように施設、製品などをデザインすること。
援助の視点
「アドボカシー(権利擁護)」
利用者の利益を図り、生活の質を高めるために、権利の代弁、擁護をしていく活動。
「エンパワメント」
利用者自身が本来もっている力を取り戻し、自分自身の力で問題や課題を解決できる能力を獲得すること。
「自己覚知」
援助者自身のものの見方や考え方について自ら理解すること。
「ラポール」
援助者と利用者との間に成立する共感を伴った信頼関係。
「ワーカビリティ」
援助者をかつようして問題解決に向かう利用者の能力や意欲。
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