条件・期限・期間(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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条件・期限・期間

期限
3.期限付法律行為の効力
・債務の履行に付けられた始期が到来すれば、債権者は、債務の履行を請求できる
・法律行為の効力の発生に関する始期が到来すれば、法律行為の効力が生じ、終期が到来したときは、法律行為の効力が消滅する
期限の利益
1.期限の利益の意義
・期限の利益とは、期限が到来しないことによって、その間に当事者が受ける利益のこと
・期限の利益が誰にあるかは、場合により異なるが、債務者であるのが通常であるため、債務者にあるものと推定されている
2.期限の利益の放棄
・当事者の一方のみが期限の利益を有するときは、その当事者は自由に期限の利益を放棄することができる
・当事者の双方が期限の利益を有するときは、当事者の一方は、相手方の期限の利益の喪失による損害を補填して期限の利益を放棄することができる
3.期限の利益の喪失
・債務者は、以下の事実が発生したときは、期限の利益を主張することができなくなる
1)債務者が破産手続開始の決定を受けたとき
2)債務者が担保を滅失させ、損傷させ、又はこれを減少したとき
3)法律又は契約により、債務者が担保を供する義務を負う場合に、これを供しないとき
期間
1.期間の意義
・期間とは、ある時点から他の時点までの時間的間隔をいう
2.短期間の計算方法
・時・分・秒を単位とする期間については、即時を起算点とし、瞬間から瞬間まで計算する
3.長時間の計算方法
・日・週・月・年を単位とする期間の場合は、暦に従って期間を計算する
・起算点とは、機関の計算において出発点となる時点をいう

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2020.05.02 05:00 | 民法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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