共有(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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共有

共有の意味と持分
1.共有の意味
・数人の者が共同して1つの物を所有することを共有という
・各共有者の有する所有権の割合のことを持分という
持分の割合
・特約など特別の事情がないときは、各共有者の持分の割合は、平等であると推定される
2、共有物の使用
・各共有者は、共有物の全部につき、その持分に応じた使用をすることができる
3.持分の処分
・持分に対する権利を持分権という
持分の処分
・各共有者は、自由に自分の持分を譲渡したり、放棄したりすることができる
共有物の保存・管理・変更・処分
保存行為
1)共有物の修繕
2)不法占拠者への妨害排除請求・明渡請求
3)不実の登記の抹消請求
→各共有者は単独でできる
管理行為
1)共有物の賃貸借契約の解除
2)共有物の利用者・期間・回数の決定など
→共有者の持分の価格の過半数の賛成で行う
変更行為
1)農地の宅地への変更
2)山林の伐採、家屋の増築・改築
→共有者の全員の同意が必要
処分行為
1)共有物の売却及びその解除
2)共有物の抵当権の設定
→共有者の全員の同意が必要
共有物の管理費用等
1)各共有者は、その持分に応じて共有物の管理費用を負担しなければならない
2)共有者が1年以内に、この費用を支払わないときは、他の共有者は、相当の償金を支払って、その共有者の持分を取得することができる
3)共有者の1人が共有物について他の共有者に債権を有する場合には、その共有者の特定継承人にも債権を行使することができる

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2020.05.14 05:00 | 民法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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