債務者代位権(1)

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債務者代位権

債務者代位権の意味
1.債権者代位権の意味
・AがBに対して1億円の債権を有し、BもCに対し手1億円の債権を有している場合、BがCに対して支払いを請求しないときは、AがBに代わってCに支払いを請求することができる
・この場合の債権者Aを代位債権者
・債権者のAの債権を被保全債権
・Cのことを第三債務者
という
2.債権者代位権の要件
・債権者が債権者代位権を行使するためには、以下の要件が必要である
債権者代位権の要件
1)債務者が無資力であること
2)債務者が自らその権利(被代位権利)を行使していないこと
3)債務者の権利が一身専属権及び差押え禁じられた債権でないこと
4)原則として、債権者の債権の弁済期が到来していること
5)その債権が強制執行により実現することができるものであること
3.債権者代位権の行使方法
1)債権者代位権を行使する債権者は、債務者の代理人として権利を行使するのではなく、自己の名で債務者の権利を行使する
2)債権者代位権は、裁判外でも行使することができる
3)債権者は、被代位権利を行使する場合において、被代位権利が金銭の支払い又は動産の引渡しを目的とするものであるときは、相手方に対し、その支払い又は引渡しを自己に対してすることができる。一方、第三者に対して登記の移転を請求する場合は、債権者は、自己に登記を移転すべきことを請求できない

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2020.06.04 07:20 | 民法 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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