
「適応機制」とは、欲求不満や不快な緊張感、不安から自分を守り、心理的満足を得ようとする無意識な解決方法のことです。
適応機制は、以下の13種類があります。
1.逃避
不快な場面、緊張する場面から逃げ出してしまうことで、消極的に自己の安定を求める。
2.退行
より以前の発達段階に逆戻りして、甘えるなどの未熟な行為をとる。
3.抑圧
自分の欲求や衝動を意識にのぼらせないようにする。
4.代償
欲しいものが得られない場合、代わりのもので我慢する。
5.補償
ある事柄に劣等感をもっている場合、他の事柄で優位に立って、その劣等感を補おうとする。
6.注意獲得
自分の存在と価値を他人に認めさせたいため、他人と異なった行動をとる傾向をいう。
7.合理化
自分の行動や失敗を自分以外のところに下人があり、都合のよい理由をつけて自分の立場を正当化する。
8.昇華
非社会的欲求を、芸術、文化、スポーツなど、社会的に承認される行動に振り替える。
9.同一視
他社のある面やいくつかの特性を、自分の中に当てはめて、それと似た存在になること。
10.投影・投射
自分の中の認めがたい抑圧した感情が、他人の中にあるようにすること。
11.置き換え
ある対象にむけられた欲求、感情、愛情、憎しみなどを、他の対象に向けて表現する。
12.反動形成
知られたくない欲求や感情と反対の行動をとることによって、本当の自分に目を覆ったり隠そうとすること。
13.攻撃
妨害になっていると思われる人や状況に反抗や攻撃を示す。
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