
裁決、教示
裁決
・審査請求に対して審査庁が最終的に下す判断のこと
・審査庁は、行政不服審査会等から諮問に対する答申を受けたときは、遅滞なく、裁決をしなければならない
裁決の種類
1)却下裁決
・審査請求の要件を欠き、不適法である
2)棄却裁決
・審査請求に理由がない(処分が違法又は不当でない)
3)認容裁決
・審査請求に理由がある(処分が違法又は不当である
4)事情裁決
・処分が違法又は不当ではあるが、これを取り消し又は撤廃することにより公の利益に著しい障害を生ずる場合
教示
・行政庁が不服申立て(審査請求もしくは再調査の請求又は他の法令に基づく不服申立て)をする事ができる処分を行うにあたっては、処分の相手方(および一定の場合には利害関係人)に対し、不服申立てをすることができる旨など一定の事項を教示しなければならない
1.職権教示義務
1)種類
・行政庁が、不服申立てをすることができる処分を書面で行う場合
2)教示の内容
・当該処分について、不服申立てをすることができること
・不服申立てをすべき行政庁
・不服申立てをすることができる期間
3)方法
・書面によって教示しなければならない
2.請求に基づく教示義務
1)種類
・行政庁が、利害関係人から教示を求められた場合
2)教示の内容
・当該処分が、不服申立てをすることができる処分であるかどうか
・不服申立てをすべき行政庁
・不服申立てをすることができる期間
3)方式
・口頭でも書面でも行うことができるが、書面による教示を求められた場合は書面による
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