
義務付けの訴え
義務付けの訴え
・義務付けの訴えとは、一定の場合において、行政庁がその処分または裁決をすべき旨を命ずることを求める訴訟をいう
義務付けの訴えの種類
1)申請型
定義
・行政庁に対し一定の処分または裁決を求める旨の法令に基づく申請または審査請求がされた場合において、当該行政庁がその処分または裁決をすべきであるにかかわらず、これがされないとき、
要件
・申請または審査請求に対し相当の期間内に何らかの処分または裁決がされないこと(不作為型)
・申請または審査請求を却下しまたは棄却する旨の処分または裁決がされた場合において、当該処分または裁決が取り消されるべきものであり、または無効もしくは不存在であること(拒否処分型)
原告適格
・法令に基づく申請または審査請求をした者
併合提起
・不作為の違法確認の訴え
・取消訴訟、無効等確認の訴え
2)非申請型
定義
・行政庁が一定の処分をすべきであるにかかわらず、これがされないとき
要件
・一定の処分がされないことにより重大な損害を生ずるおそれがあり、かつ、その損害を避けるため他に適当な方法がないこと
原告適格
・行政庁が一定の処分をすべき旨を命ずることを求めるにつき法律上の利益を有する者
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