
個人情報保護制度
個人情報保護制度の整備
・わが国の個人情報保護制度の中心となるのは、個人情報保護法であり、制度全体に関係する基本理念や、国および地方公共団体の責務などに関する定めを置き、この定めは、民間部門、公的部門の両方に適用される
・同時に、個人情報保護法は、会社や非営利団体、個人事業者など、民間部門において個人情報を取り扱う者の具体的義務に関する定めも置く
個人情報保護制度の概要
1)基本法
・目的、基本理念
・国、地方公共団体の責務や施策など
2)一般法
・本人や第三者の権利の内容
・個人情報を取り扱う際の責務、監督など
個人情報保護法の基本部分
1)個人情報保護法の趣旨、目的、基本理念
・個人情報保護法1条では、個人情報の有用性への配慮と個人の権利利益の保護を同法の目的としている
2)国および地方公共団体の責務や施策等
・国は総合的に、地方公共団体はその地方公共団体の区域の特性に応じて、個人情報の適正な取り扱いを確保するために必要な施策を策定し、およびこれを実施する責務を有する
・地方公共団体の施策に関する規定は、地方自治を尊重して努力義務とされている
一般法部門
1)民間部門
・民間部門における事業者の義務などについては、個人情報保護法第4章以下に規定がある
2)公的部門
・国の行政機関については、行政機関個人情報保護法で定め、地方公共団体については、それぞれの団体の条例(個人情報補剛条例)で定める
・国、地方公共団体以外で公的な性格をもつ団体については、独立行政法人等個人情報保護法で定める
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