
精神障害は以下の3つに分類されます。
1.内因性
原因不明の精神病
「統合失調症」「気分障害(躁うつ病)」「日定型精神病」など
2.外因性
外傷、脳の損傷や、脳以外の臓器の病気による精神病
「症状性精神病」「中毒性精神病」
3.心因性
性格を基盤とした反応、パーソナリティの偏り、生まれつきの知的障害
「神経症」「心因反応」「精神遅滞」「性格障害」
次に、精神症状の現れ方をご紹介します。
1.知覚
・錯覚:「せん妄」
現実に存在するものを誤って知覚する
・幻覚:「統合失調症」
現実に存在しないものを存在していると知覚する
2.思考
・思考抑止:「うつ病」
考えの進行が遅くなり、着想が乏しくなる
・思考途絶:「統合失調症」
考えの流れが突然断ち切られ、真っ白になる
・妄想:「統合失調症」
病的で誤った判断や観念を抱き、強い確信を持ち、間違いを認めない
・観念本逸:「躁病(そうびょう)」
考えが次々に湧き出してくる
3.感情
・病的爽快:「躁病」
病的に気分が高揚する
・抑うつ気分:うつ病」
気分が沈んでいる
・感情鈍磨:「統合失調症」
外界に無関心で感情の表現が失われる
・不安:「不安神経症」
漠然とした恐れを抱く
・感情失禁:「認知症」
些細な刺激で激しい情動が起こる
4.意識
・失見当識:「認知症」
自分がいる場所や、今、何時頃なのかわからない
・せん妄:「認知症」意識の混濁と錯覚、幻覚、不穏、興奮などを伴う
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