薬害(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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薬害

サリドマイド訴訟
サリドマイド訴訟とは
・サリドマイドによる薬害事件は、日本のみならず、世界的にも問題となった
・WHO加盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識され、各国における副作用情報の収集体制の整備が図られることとなった
サリドマイド
・睡眠鎮静成分として承認された
・その鎮静作用を目的として、胃腸薬にも配合された
・妊婦が摂取した場合、サリドマイドは、血液・胎盤関門を通過し手胎児に移行する
スモン訴訟
スモン訴訟とは
・整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、スモン(亜急性脊髄視神経症)に罹患したことに対する損害賠償訴訟のこと
スモン(Subacute Myelo-Optico-Neuropathy: SMON)
・症状は、初期には、腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身のしびれや脱力、歩行困難などが現れる 
・スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担、世帯厚生資金貸付による生活資金の貸付、重症患者に対する介護事業が講じられている
・サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医療品副作用被害救済制度が創設された

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2020.11.16 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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