
一般用医薬品に関する主な安全対策
アンプル入りかぜ薬
・解熱鎮静成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で、複数の死亡例が発生した
・厚生省(当時)寄り関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された
小柴胡湯による間質性肺炎
・小柴胡湯とインガーフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告された
・1994年1月、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた
・それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡例もあったことから、関係製薬企業に対して緊急安全性情報のい配布が指示された
一般用かぜ薬による間質性肺炎
・2003年5月までに、一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が、計26例報告された
・厚生労働省では、間質性肺炎は重篤な副作用であり、その初期症状は一般用かぜ薬の効能であるかぜ諸症状と区別が難しいことを踏まえ一般用風邪薬全般につき使用上の注意の改訂を指示することとした
・まれに間質性肺炎の重篤な症状が起きることがあり、その症状は、かぜの諸症状と区別が難しいため、「症状が悪化した場合には服用を中止して医師の診療を受ける」旨の注意喚起がなされることになった
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 風邪薬(2)
- 風邪薬(1)
- 一般用医薬品に関する主な安全対策
- 医薬品副作用被害救済制度(2)
- 医薬品副作用被害救済制度(1)