解熱鎮痛薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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解熱鎮痛薬

痛みや発熱が起こる仕組み
・痛みは病気や外傷などに対する警告信号で、発熱は感染などに対する生体防御機能のひとつ
プロスタグランジン
→ホルモンに似た働きをする物質で、病気や外傷があるときに活発に産生され、以下の働きをする
・痛みのシグナルを増幅して痛みを増強する
・脳の温熱中枢に作用して、体温が高くなるように調節する
・炎症の発生に関与する
解熱鎮痛薬の働き
・解熱鎮痛薬は、病気や外傷が原因で生じている発熱や痛みを緩和するために使用される内服薬の総称
・発熱や痛みの原因を根本的に治すものではない
・多くの解熱鎮痛薬には、フロスタグランジンの産生を抑制する成分が配合されている
フロスタグランジンの作用
・鎮痛作用:痛みのシグナルの増幅を防ぐことにより痛みを鎮める
・解熱作用:体温調節メカニズムを正常状態に戻すことにより熱を下げる
・抗炎症作用:炎症の発生部位に作用して腫れを軽減する
月経痛と内臓痛
・月経が起こる過程にはプロスタグランジンが関わることから、解熱鎮痛薬の効能、効果に生理痛は含まれる
・腹痛を含む痙攣性の内臓痛には、一部の漢方処方製剤を除き、解熱鎮痛薬の効果は期待できない
解熱鎮痛薬の成分
・化学的に合成された成分と生薬成分に大別される

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2020.12.28 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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