
解熱鎮痛薬
アセトアミノフェン
・主に中枢作用によって解熱、鎮痛をもたらすため、抹消における抗炎症作用は期待できない
・他の解熱鎮痛薬と比べて、胃腸障害が少なく、空腹時にも服用できる製品もある
・内服薬のほか、もっぱら小児の解熱に用いる製品として坐薬もある
アセトアミノフェンの使用上の注意事項
・用量を超えて使用した場合や、日ごろから酒類をよく摂取する人では、重篤な副作用が起こりやすい
・重篤な副作用として、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、急性汎用性発疹性膿庖症、間質性肺炎、腎障害、肝機能障害を生じる
・妊婦などは、使用する前に医師などに相談する
イブプロフェン
・アスピリンと比べて胃腸への悪影響が少なく、抗炎症作用も示す
イブプロフェンの使用上の注意事項
・一般用医薬品においては、いかなる場合でも15歳未満の小児に使用してはいけない
・胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン氏病にかかったことがある人では、消化管粘膜の防御機能を低下させるため、再発の恐れがある
・出産予定日12周以内の妊婦は使用してはいけない
・重篤な副作用として、肝機能障害、腎障害、無菌性髄膜炎を生じる
・全身性エリデマトーデス、混合性結合組織病のある人は、無菌性髄膜炎を生じやすいため、使用する前に医師などに相談する
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