
精神神経に作用する薬
催眠鎮静薬
催眠鎮静薬の働き
・催眠鎮静薬は、寝つきが悪いなどの精神神経症状、また、その症状のために現れる寝不足感などの身体症状が生じたときに、睡眠を促したり、精神の昂ぶりを鎮めたりすることを目的に使用される医薬品
・医薬用医薬品の睡眠薬と区別するため、一般用医薬品では睡眠改善薬または睡眠補助薬と呼ばれる
催眠鎮静薬の成分
1.抗ヒスタミン成分
・ヒスタミンは、睡眠・覚醒に関与する脳の神経細胞を刺激し、覚醒の維持に働くため、脳におけるヒスタミン刺激が低下すると眠気が促される
・抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、一般的な睡眠障害の緩和に用いられる
・脳のヒスタミン刺激を低下させる中枢作用が特に強いヒスタミン成分として、ジフェンヒドラミン塩酸塩がある
成分名
・ジフェンヒドラミン塩酸塩
抗ヒスタミン成分の使用上の注意事項
・慢性的に不眠症状がある人、不眠症の診断を受けている人を対象とするものではない
・妊娠中に生じる睡眠障害はホルモンバランスの変化などが原因であるため、妊婦などは使用してはいけない
・眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮の副作用が現れやすいため、15歳未満の小児に使用してはいけない
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 精神神経に作用する薬(3)
- 精神神経に作用する薬(2)
- 精神神経に作用する薬(1)
- 解熱鎮痛薬(4)
- 解熱鎮痛薬(3)