
精神神経に作用する薬
催眠鎮静薬
催眠鎮静薬の成分
2.鎮静成分
・脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする
成分名
・ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素
自殺行動
・不眠や不安の症状はうつ病に起因して生じる場合があり、また、うつ病患者はときに自殺行動を起こすことがある
・かつては不眠症や不安緊張状態の鎮静を目的にブロモバレリル尿素が頻繁に用いられ、大量摂取が社会問題となった
・近年は、ベンゾジアゼピン系成分を使ったものに代わってきている
鎮静成分の使用上の注意事項
・少量でも眠気を催しやすいため、服用後は乗物類の運転操作をしてはいけない
・反復して摂取すると依存を生じるため、乱用されることもある
・ブロモバレリル尿素は胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦などは使用する前に医師などに相談する
3.催眠鎮静薬に配合される生薬成分
・神経の興奮や緊張を緩和する作用がある生薬成分には、以下のものがある
成分名
・釣藤鈎、酸棗仁、鹿子草、チャボトケイソウ、ホップ
催眠鎮静薬の使用上の注意事項
・生薬成分のみからなる場合であっても、複数の鎮痛薬の併用や長期連用は避ける
4.漢方処方製剤
・神経質、精神不安、不眠などの症状の改善に用いる漢方処方製剤として、酸棗仁等、加味帰脾湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏など
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