
精神神経に作用する薬
催眠鎮静薬
催眠鎮静薬の相互作用
・催眠鎮静薬と、他の医薬品を併用した場合、成分が重複して副作用が起こりやすくなる
・不眠症(睡眠障害)、不安症、神経症の診断を受けた患者は、催眠鎮静薬を使用してはいけない
・副作用が増強するため、催眠鎮静薬の服用時には、飲酒をしてはいけない
・生薬成分のみからなる鎮静薬や漢方処方製剤であっても、飲酒が睡眠の質を低下させ、その効果を妨げる
・催眠鎮静薬に配合される生薬成分およびセントジョーンズワートは、食品(ハーブ)としても流通しており、それらの食品との相互作用に注意する
催眠鎮静薬の受診勧奨
・慢性的な不眠の症状が続いている場合は、うつ病などの精神神経疾患などの可能性がある
・ブロモバレリル尿素などを大量摂取し、昏睡や呼吸抑制が起きている場合は、直ちに救急救命を受ける必要がある
・プロモバレリル尿素などの反復摂取によって薬物依存の状態になっている場合は、自己の努力のみで依存からの脱却を図ることは困難であるため、医療機関で受診する必要がある
眠気防止薬
眠気防止薬の働き
・眠気防止薬は、眠気や倦怠感を除去することを目的とした医薬品
眠気防止薬の使用上の注意事項
・胃液分泌の亢進により胃腸障害を生じるため、胃酸過多の人、胃潰瘍のある人は使用してはいけない
・心筋の興奮により動悸を生じるため、心臓病のある人は使用してはいけない
・短期間の服用にとどめ、連用してはいけない
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