
精神神経に作用する薬
眠気防止薬
眠気防止薬の成分
1.カフェイン
・脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える
カフェイン使用上の注意事項
・脳が過剰に興奮すると、振戦、めまい、不安、不眠、頭痛の副作用が生じる
・腎臓において、ナトリウムイオンと水分の再吸収を抑制し、利用をもたらす
・弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている
・カフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達するため、胎児の発達に影響を及ぼす可能性がある
・授乳婦は、カフェインの一部が乳汁中に移行するため、使用する前に医師等に相談する
・乳児は肝臓が未発達で、カフェインの代謝には多くの時間を要するため、授乳婦が大量に摂取すると、乳児の体内に蓄積して頻脈や不眠の原因となる
2.ビタミン成分など
・眠気による倦怠感を和らげる補助成分として配合される
眠気防止薬の相互作用
・眠気防止薬において、カフェインの1回の摂取量は200mg、1日摂取量は500mgが上限
・カフェインは、ほかの医薬品、医薬部外品、食品(お茶やコーヒー)にも含まれているため、同時に摂取するとカフェインが過量となり、中枢神経系や循環器系などへの作用が強く現れる
・医薬品による眠気を抑えるために眠気防止薬を使用することは適切でない
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