精神神経に作用する薬(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神神経に作用する薬

鎮暈薬(ちんうんやく)
鎮暈薬の成分
2.抗ヒスタミン成分
抗成分の使用上の注意事項
・眠気を生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはいけない
・メクリジンを含む成分では、海外において、乳児突然死症候群、乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児に使用してはいけない
3.抗コリン成分
・中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減させるとともに、抹消では消化管の緊張を低下させる作用を示す
成分名
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物
・ロートコン
抗コリン成分の使用上の注意事項
・眠気、散瞳による異常な眩しさを生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはいけない
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分で、消化管からよく吸収され、ほかの抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすい
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、肝臓で速やかに代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分などと比べて、作用の持続時間が短い
4.鎮静成分
・不安や緊張を和らげる作用を示す
成分名
・ブロモバレリル尿素
・アリルイソプロピルアセチル尿素
5.キサンチン系成分
・脳に軽い興奮を起こさせ、平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる
・カフェインには、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待できる
・カフェイン成分が配合されていても、抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、鎮静成分による眠気が解消されるわけではない

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2021.01.06 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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