呼吸器官に作用する薬(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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呼吸器官に作用する薬

鎮咳去痰薬
2.気管支拡張成分
アドレナリン作動成分
・交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮める
成分名
・メチルエフェドリン塩酸塩
・メチルエフェドリンサッカリン塩
・トリメトキノール塩酸塩
・メトキシフェナミン塩酸塩
同じ作用の生薬成分
・マオウ(麻黄)
アドレナリン作動成分の使用上の注意事項
・交換神経系への刺激作用により、心臓血管系や肝臓でのエネルギー代謝にも影響する
・心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人は、その症状が悪化するため、使用する前に、医師などに相談する
・高齢者は、一般的に動悸、血圧上昇、血糖値上昇を招きやすいため、使用する前に医師などに相談する
・メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩は、中枢神経系に対する作用が強く、依存性がある
・授乳中の人は、メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩の一部が乳汁中に移行するため、使用する前に医師などに相談する
キサンチン系成分
・自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張する
成分名
・ジプロフィリン
キサンチン系成分の使用上の注意事項
・甲状腺機能障害、てんかんの診断を受けた人は、中枢神経系の興奮作用により、症状の悪化を招くおそれがあるため、使用する前に、医師などに相談する
・心臓刺激作用を示すため、副作用として動悸を生じる

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2021.01.09 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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