呼吸器官に作用する薬(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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呼吸器官に作用する薬

口腔咽喉薬
口腔咽喉薬の働き
・口腔咽喉薬は、口腔内または咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れなどの症状の緩和を主たる目的とする
口腔咽喉薬には、トローチ剤やドロップ剤のほか、口腔内に噴霧または塗布して使用する外用液剤がある
・口腔および咽頭の殺菌消毒などを目的とし、殺菌消毒成分が配合されたものもある
・口腔咽頭薬に鎮咳成分、気管支拡張成分、去痰成分は配合されておらず、これらの成分が配合された場合には鎮咳去痰薬に分類される
含嗽(がんそう)薬の働き
・含嗽薬(うがい薬)は、口腔および咽頭の殺菌消毒、洗浄、口臭の除去などを目的として、用事水に希釈または溶解してうがいに用いる、または患部に塗布した後に水でうがいをする外用液剤
医薬部外品
・胸部や喉に適用し、有効成分が揮散して吸入されることにより、かぜに伴う諸症状の緩和を目的とする塗り薬、貼り薬があるが、これらは鼻づまり改善薬の医薬部外品として扱われる
口腔咽頭薬、含嗽薬の使用上の注意事項
・トローチ剤やドロップ剤は、噛み砕いて飲み込んでしまうと効果は期待できない
・噴射式の液剤は、気管支や肺に入らないよう、軽く息を吐いたり、声を出したりしながら噴射する

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2021.01.10 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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