呼吸器官に作用する薬(6)

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呼吸器官に作用する薬

口腔咽喉薬
口腔咽喉薬と含嗽薬の成分
2.組織修復成分
・炎症を生じた粘膜組織の修復を促す
成分名
・アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)
3.殺菌消毒成分
・口腔内や喉に付着した微生物を死滅させたり、その増殖を抑えたりする
成分名
・セチルピリジニウム塩化物
・デカリニウム塩化物
・ベンゼトニウム塩化物
・ポピドンヨード
・ヨウ化カリウム
・ヨウ素
殺菌消毒成分の使用上の注意事項
・ヨウ素系成分(ポピドンヨード、ヨウ化カリウム)、クロルヘキシジングルコン酸塩により、ショックアナフィラキシーを生じるため、これらの成分にアレルギーのある人は使用してはいけない
・ヨウ素系成分が口腔内に使用される場合であっても、結果的にヨウ素の摂取につながり、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性がある
・甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など)の診断を受けた人は、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性があるため、ヨウ素系成分を使用する前に医師などに相談する
・ヨウ素の一部は、血液・胎盤関門を通過して胎児に到達する
・ヨウ素の一部は、乳汁中に移行して乳児に到達する
・ヨウ素系成分により、口腔粘膜の荒れ、しみる、灼熱感、吐き気、不快感の副作用を生じる
・ポピドンヨードによって、銀を含有する歯科材料(義歯など)が変色することがある
・口腔内に傷、ひどいただれのある人は、強い刺激を生じるため、クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬を使用してはいけない

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2021.01.12 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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