胃の薬(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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胃の薬

胃の薬の成分
1.制酸成分
・中和反応によって胃酸の働きを弱める
制酸成分の種類
1)炭酸水素ナトリウム(重曹)
2)アルミニウムを含む成分
・乾燥水銀化アルミニウムゲル
・ジヒドロキシアルミニウムモノアセテート
3)マグネシウムを含む成分
・ケイ酸マグネシウム
・酸化マグネシウム
・炭酸マグネシウム
4)アルミニウムとマグネシウムの両方を含む成分
・合成ヒドロタルサイト
・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
5)カルシウムを含む成分
・沈降炭酸カルシウム
・リン酸水素カルシウム
同じ作用の生薬成分→ボレイ(牡蛎)
制酸成分の使用上の注意事項
・酸度の高い食品と一緒に使用すると、胃酸に対する中和作用が低下するため、炭酸飲料での服用は適当でない
・透析療法を受けている人がアルミニウムを含む制酸成分を長期間服用した場合に、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を起こすことがある
・透析治療を受けていない人であっても、長期連用してはいけない
・腎臓病の診断を受けた人は、ナトリウムなどの無機塩類が体内に貯留しゃすくなるため、使用する前に医師などに相談する
・他の医薬品(かぜ薬、解熱鎮痛薬など)を併用した場合、制酸成分が重複して高カルシウム血症、高マグネシウム血症を生じる恐れがある
・カルシウム、アルミニウムを含む成分は、止瀉薬に配合される成分でもあるため、副作用として便秘を生じる
・マグネシウムを含む成分は、副作用として下痢を生じる

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2021.01.14 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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