
胃腸に作用する薬
胃腸鎮痛鎮痙薬の相互作用
・複数の胃腸鎮痛鎮痙薬を併用した場合、泌尿器系、循環器系、精神神経系の副作用が現れやすくなる
・抗コリン成分は、胃腸鎮痛鎮痙薬以外の医薬品(かぜ薬、乗物酔い防止薬、鼻炎用内服薬など)にも配合されている
・抗コリン作用を有する成分(抗コリン成分、一部の抗ヒスタミン成分)を含む医薬品を併用した場合、排尿困難、目のかすみ、異常な眩しさ、頭痛、眠気、口渇、便秘の副作用が現れやすくなる
胃腸鎮痛鎮痙薬の受診勧奨
・原因不明の腹痛に胃腸鎮痛鎮痙薬を併用した場合、痛みの原因の特定が困難となる
・腹部の痛みには、胃腸以外の臓器に起因する場合があるので、使用が適切でない場合がある
・下痢に伴う腹痛の場合、下痢への対処が優先される
・以下の症状の場合には、医療機関を受診する
→しだいに強くなる痛み、周期的に現れる痛み、嘔吐、発熱を伴う痛み、下痢、血便、血尿を伴う痛み、30分以上続く原因不明の痛み、小児が長時間、頻回に腹痛を訴えるような場合、血尿を伴う側腹部の痛み(腎臓や尿器の病気が疑われるため)
浣腸薬
浣腸薬の働き
・浣腸薬は、便秘の場合に排便を促すことを目的として、直腸内に適用される医薬品
・剤形として、肛門から薬液を注入する注入剤のほか、坐剤がある
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 浣腸薬(2)
- 浣腸薬(1)
- 胃腸に作用する薬(3)
- 胃腸に作用する薬(2)
- 胃腸に作用する薬(1)