浣腸薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0208_convert_20141219101651.jpg

浣腸薬

浣腸薬の使用上の注意事項
・繰り返し使用すると直腸の感受性の低下が生じて効果が弱まり、使用に頼りがちになるため、連用してはいけない
・便秘以外のときに直腸内容物の排除を目的として用いることは適当でない
・乳幼児への安易な使用は避ける
・妊婦は、直腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するため、使用する前に医師などに相談する
・腹痛が著しい場合、便秘に伴って吐き気や嘔吐が現れた場合、休性腹症の可能性があり、配合成分の刺激によってその症状が悪化する
注入剤
・注入剤の浣腸成分は、浸透圧の差によって腸管壁から水分を摂り込んで直腸を刺激する
成分名
・グリセリン
・ソルビトール
注入剤の使用上の注意
・直腸内の浸透圧の変化に伴って、体調によっては肛門部に熱感を生じる
・グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧低下を生じて、立ちくらみの症状が現れるとの報告がある
・高齢者、心臓病の診断を受けた人は、排便時に血圧低下を生じやすいため、グリセリンの浣腸薬を使用する前に医師などに相談する
・痔出血の症状がある人は、グリセリンが傷口から血管内に入ると溶血や腎不全を引き起こすため、グリセリンの浣腸薬を使用する前に医師などに相談する

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.01.22 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医薬品浣腸薬(1)












管理者にだけ表示