駆虫薬

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駆虫薬

駆虫薬の使用上の注意事項
・一般用医薬品の駆虫薬は、回虫と蟯虫を対象としており、サナダムシの駆除を目的とするものはない
・腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫には駆虫作用が及ばない
・再度の駆虫を必要とする場合、1ヶ月以上間隔をおいて服用する
・回虫や蟯虫の感染が確認された場合は、家族一緒に駆虫を図ることが基本
・一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなる
・複数の駆虫薬を併用しても駆虫効果が高まることはなく、組み合わせによっては駆虫作用が減弱することもある
・駆虫薬は局所作用を目的とする医薬品であり、駆虫成分が消化管から吸収された場合は、全身性の副作用(頭痛、めまい)を生じる原因となる
・消化管内容物があると駆虫成分の吸収が高まってしまうことから、空腹時に服用する
・駆除した虫体などの排出を促すため、瀉下薬(しゃげやく)と併用されることもあるが、腸管内で駆虫成分が吸収されやすくなるため、ヒマシ油とは併用してはいけない
駆虫薬の成分
1.サントニン
・回虫の自発運動を抑える
2.カイニン酸
・回虫にけいれんを起こさせる
・カイニン酸を含む生薬成分として、マクリが配合されている場合がある
3.ピベラジンリン酸
・アセチルコリン伝達を妨げることにより、回虫、蟯虫の運動筋を麻痺させる
4.パモ酸ビルビニウム
・蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑える

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2021.01.24 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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