
呼吸器疾患について、ご紹介します。
1.肺炎
肺の組織に炎症が起きる病気の総称で、ウイルスや細菌の感染、飲食物の誤嚥などが原因となる。
マイコプラズマ肺炎
・マイコプラズマという微生物によって引き起こされる。
・発熱としつこい乾いたせきが特徴。
誤嚥性肺炎
・飲食物や胃液などの逆流物が気管や気管支に入って起こる肺炎。
・特に就寝前の口腔ケアは、肺炎の予防に大切。
沈下性肺炎
・長期臥床により、血液が鬱滞(うったい)し、細菌などが繁殖しやすい条件になり、発症する。
2.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・肺に慢性炎症が起き、肺胞の破壊や気管支粘膜腺の浮腫が生じ、息切れや咳嗽(がいそう)、喀痰(かくたん)が増加する疾患。
・長期間の喫煙により、気管支の慢性的炎症や肺胞の破壊が起こり、気管支の狭窄(きょうさく)と肺の弾性収縮力が失われる。
肺気腫
・肺胞が破壊されてガス交換機能を失い、呼吸困難を起こす。
・中高年の男性に多く発症し、進行すると、息切れ、呼吸困難、チアノーゼなどの症状がみられる。
慢性気管支炎
・気管支に慢性の炎症や浮腫が生じ、気管支の分泌が過剰になる。
3.気管支喘息
気道の炎症により粘膜などが気管支の中にたまり、呼吸困難を起こす。胸部圧迫感、喘鳴(ぜいめい)などの症状がみられる。
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