皮膚に用いる薬(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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皮膚に用いる薬

殺菌消毒薬の成分
1.殺菌消毒成分
アクリノール
・真菌、結核菌、ウイルスには効果がない
・黄色の色素で、衣類に付着すると黄色く着色する
・比較的刺激性が低く、創傷幹部にしみにくい
オキシドール(過酸化水素水)
・真菌、結核菌、ウイルスには効果がない
・過酸化水素水の分解に伴って発生する活性酸素による酸化作用、発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果が得られる
・作用の持続性は乏しく、組織への浸透性も低い
・刺激性があるため、目の周りへの使用は避ける
2.ヨウ素系殺菌消毒成分
・ヨウ素による酸化作用により、細菌、真菌、結核菌、ウイルスのいずれにも有効である
・アルカリ性になると殺菌力が低下するため、石鹸で洗浄した後に使用する場合は、石鹸分をよく洗い流す
・外用薬として使用する場合であっても、重大な副作用として、ショックアナフィラキシーを生じる
・ヨウ素によりアレルギー症状を起こしたことがある人は、使用してはいけない
ポピドンヨード
・ヨウ素をポリビニルビロリドンに結合させて水溶性とし、徐々にヨウ素が遊離するようにしたもの
・口腔咽喉薬やうがい薬に用いられる場合より高濃度で配合されているため、誤って原液を口腔粘膜に適用しない

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2021.02.09 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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