皮膚に用いる薬(3)

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皮膚に用いる薬

殺菌消毒薬の成分
2.ヨウ素系殺菌消毒成分
ヨードチンキ
・ヨウ素およびヨウ化カリウムをエタノールに溶解したもの
・刺激性が強いため、粘膜や目の周りへの使用は避ける
・化膿している部位では、かえって症状を悪化させてしまう
・マーキュロクロム液と同時に使用してはいけない
3.陽性界面活性成分
・結核菌、ウイルスには効果がない
・石鹸との混合によって殺菌消毒効果が低下するため、石鹸で洗浄した後に使用する場合は、石鹸分をよく洗い流す
成分名
・ベンザルコニウム塩化物
・ベンゼトニウム塩化物
・セチルピリジニウム塩化物
・セトリミド
4.その他の殺菌消毒成分
クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩
・結核菌、ウイルスには効果がない
マーキュロクロム
・真菌、結核菌、ウイルスには効果がない
・有機水銀の一種である
・皮膚浸透性が低いため、通常の使用において水銀中毒を生じることはないが、口の周り、授乳婦の乳頭への使用は避ける
・不溶性沈殿を生じて殺菌作用が低下するため、ヨードチンキと同時に使用してはいけない
エタノール(消毒用エタノール)
・細菌、真菌、結核菌、ウイルスのいずれにも有効である
・刺激性が強いため、粘膜や目の周りへの使用は避ける
イソプロピルメチルフェノール、チモール、フェノール(液状フェノール)、レゾルシン
・細菌や真菌のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示す
レゾルシン
・角質層の軟化作用がある

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2021.02.10 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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