皮膚に用いる薬(6)

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皮膚に用いる薬

痒み、腫れ、痛みを抑える成分
4.非ステロイド性抗炎症成分(その他の成分)
非ステロイド性抗炎症成分(その他の成分)と作用
成分名
サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール
・主として、局所刺激により幹部の血行を促す
・抹消の知覚神経に軽い麻痺を起こすことにより、鎮痛作用をもたらす
・皮膚から吸収された後、サリチル酸に分解されて作用を発現する
イブプロフェンピコノール
・吹き出物に伴う皮膚の発赤を抑える
・吹き出物の拡張を抑える作用も期待できる
・もっぱらニキビ治療薬として用いられる
・イブプロフェンの誘導体(化学構造の一部のみが異なる化合物)であるが、外用の場合、鎮痛作用は期待できない
5.その他の抗炎症成分
・比較的穏やかな抗炎症作用を示す
成分名
・グリチルレチン酸
・グリチルレチン酸二カリウム
・グリチルレチン酸モノアンモニウム
6.局所麻酔成分
・きり傷、擦り傷、かき傷などの創傷面の痛みや、湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされなどによる皮膚の痒みを和らげる
成分名
・ジブカイン塩酸塩
・リドカイン
・アミノ安息香酸エチル
・テシットデシチン
アンモニア
・皮下の知覚神経に麻痺を起こし、主に虫刺されによる痒みに用いられる
アンモニアの使用上の注意事項
・皮膚刺激性が強いため、粘膜や目の周りへの使用は避ける

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2021.02.13 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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