
皮膚に用いる薬
抗真菌薬
2.抗真菌成分
イミダゾール系抗真菌成分
・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させたりすることにより、その増殖を抑える
成分名
・オキシコナゾール硝酸塩
・ネチコナゾール塩酸塩
・ビホナゾール
・スルコナゾール硝酸塩
・エコナゾール硝酸塩
・クロトリマゾール
・ミコナゾール硝酸塩
・チオコナゾール
イミダゾール系抗真菌成分の使用上の注意事項
・イミダゾール系抗真菌成分の使用により、かぶれの症状が現れた場合、他のイミダゾール系成分についても使用を避ける
その他の抗真菌成分
1)アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルピナフィン塩酸塩
・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、その増殖を抑える
2)シクロポロクスオラミン
・皮膚糸状菌の細胞膜に作用し、その増殖などに必要な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える
3)ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛
・患部を酸性にし、皮膚糸状菌の発育を抑える
4)ピロールニトリン
・皮膚糸状菌の呼吸や代謝を妨げ、その増殖を抑える
・抗真菌作用が弱いため、ほかの抗真菌成分と組み合わせて配合される
5)トルナフタート、エキサラミド
・抗真菌成分として配合されている場合がある
同じ作用の生薬成分
→モクキンピ(木槿皮)
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