歯や口中に用いる薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0556_convert_20141123074124.jpg

歯や口中に用いる薬

歯痛薬(外用薬)
歯痛
・歯の痛みは大きく分けて、歯自体の痛みと歯のまわりの痛みの2種類に分けられる。
・歯のまわりの痛みとは、歯肉や歯根膜、骨など歯周組織に起こる歯周炎による痛み
歯痛薬の働き
・歯痛薬は、歯の齲蝕(うしょく:虫歯)による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品
・歯痛薬を使用しても、歯の齲蝕が修復されることはない
歯痛薬の成分
1)局所麻酔成分
・齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して、痛みを鎮める
成分名
・アミノ安息香酸エステル
・ジブカイン塩酸塩
・テーカイン
2)冷感刺激成分
・冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることにより、痛みと痒みを鎮める効果が期待できる
成分名
・メントール
・カンフル
・ハッカ油
・ユーカリ油
3)殺菌消毒成分
・齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える
・木クレオソートは、局所麻酔作用も期待できる
成分名
・フェノール
・歯科用フェノールカンフル
・木クレオソート
・オイゲノール
・セチルピリジニウム塩化物
殺菌消毒成分の使用上の注意事項
・粘膜刺激を生じるため、歯以外の部分(口腔粘膜、唇)に付着しないように注意する
4)生薬成分
・炎症を抑える生薬成分に、以下のものがある
成分名
・サンシン

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.02.21 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医薬品歯や口中に用いる薬(1)












管理者にだけ表示