歯や口中に用いる薬(10)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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歯や口中に用いる薬

滋養強壮保健薬
滋養強壮保健薬の成分
1)ビタミン成分
ビタミンB6
作用
・タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康、神経機能を維持する
成分名
・ビリドキシン塩酸塩
・ビリドキサールリン酸エステル
ビタミンB12
・ビタミンB12は、ビタミン主要製剤や貧血用薬などに配合されている
作用
・赤血球の形成を助け、神経機能を正常に保つ
成分名
・シアノコバラミン
・ヒドロキソコバラミン塩酸塩
ビタミンC
・ビタミンC主要製剤は、しみ、そばかす、日焼け、かぶれによる色素沈着症状の緩和、歯ぐきからの出血、鼻出血の予防、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期におけるビタミンCの補給に用いられる
作用
・体内の脂質を酸化から守り、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
・メラニンの産生を抑える
成分名
・アスコルビン酸
・アスコルビン酸ナトリウム
・アスコルビン酸カルシウム
2)カルシウム成分
・カルシウム主要製剤は、虚弱体質、腺病質における骨歯の発育促進、妊娠・授乳期の骨歯の脆弱予防に用いられる
※腺病質とは、貧血などになりやすい虚弱、無力体質のこと
作用
・骨や歯の形成に必要で、筋肉の収縮、血液の凝固、神経機能にも関与する
成分名
・クエン酸カルシウム
・グルコン酸カルシウム
・乳酸カルシウム
・沈降炭酸カルシウム
使用上の注意点
・高カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が異常に高くなった状態)

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2021.03.02 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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