消毒薬(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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消毒薬

消毒薬の働き
・集団感染を防止するのに、消毒薬を用いた処置が有効とされる
・煮沸消毒が困難な器具などの消毒にも消毒薬が効果的
医薬品と医薬部外品
・手指や皮膚に用いられる消毒薬のうち、あらかじめ定められた範囲内の成分とその膿度の製品は、医薬部外品として扱われる
・手指や皮膚のほか、器具などにも用いられる製品は、医薬品としてのみ製造販売されている
消毒薬の使用上の注意事項
・微生物を死滅させるしくみおよび効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度、時間、消毒対象物の汚染度、微生物の種類や状態などによって異なる
・微生物のなかには、消毒薬の効果が十分得られないものや、消毒薬の溶液中で生存、増殖する微生物も存在するので、殺菌、消毒の対象となる微生物に適した消毒薬を正しく使うことが重要
消毒薬の成分
1)手指や皮膚、器具などに用いられる消毒薬
クレゾール石けん液、ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩
・ウイルスには効果がない
・刺激性が強いため、原液が直接皮膚に付着しないようにする
エタノール、イソプロパノール
・アルコール分が微生物のタンパク質を変性させ、それらの作用を消失させることから、細菌、真菌、結核菌、ウイルスのいずれにも有効
・イソプロパノールによるウイルスの不活性効果は、エタノールより低い
・脱脂による肌荒れを起こしやすい
注意点
・粘膜刺激性があるため、粘膜面、目の周り、傷がある部分への使用は避ける
・揮発性のため、引火しやすく、広範囲に長時間使用する場合、蒸気の吸引に注意する
クロルヘキシジングルコン酸塩
・結核菌、ウイルスには効果がない

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2021.03.03 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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