腎・泌尿器疾患について、ご紹介します。
尿路感染症
・腎臓から膀胱を通って尿道口に至る尿路に、細菌が感染して炎症を起こす。
・症状は、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿混濁など。
腎盂腎炎(じんうじんえん)
・38度以上の高熱が出て、腰痛を伴うことがある。
膀胱炎
・通常、発熱はない。
前立腺肥大症
・男性のみの疾患で、高齢者に多い。
・尿道付近の前立腺組織が肥大して尿道を圧迫するために起こる。
・頻尿、残尿感、放尿力低下などの排尿障害を伴う。
・病状が進行すると、尿が全く出なくなることもある。(尿閉)
尿失禁
1.腹圧性尿失禁
・せきやくしゃ、走ったり跳んだり、重いものを持ち上げるなど腹圧が高まる動作をしたときに尿が漏れる。
・女性に多い。
2.切迫性尿失禁
・「したい」と思うと、といれまで我慢できなかったり、下着を下ろすまで間に合わずに漏れる。
・膀胱炎、脳血管障害、パーキンソン病などに多くみられる。
3.溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
・尿がうまく出せないため、残った尿が膀胱内にたまり、じわじわと少量ずつあふれ出る。
・主に男性に多く、前立腺肥大、糖尿病、脊椎損傷などに多く見られる。
4.機能性尿失禁
・排尿動作や判断がうまくできずに漏れてしまう。
・トイレにに行けなかったり、トイレが分からない、衣服や下着を脱ぐことができないために起こる。
・脳血管障害や認知症などに多くみられる。
5.反射性尿失禁
・膀胱に尿がたまっていても排尿をコントロール出来ず、反射的に起こる尿失禁。
・脊髄損傷など、脊髄の病気によって起こることが多い。
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