
消毒薬
殺虫剤・忌避剤の成分
4.有機塩素系殺虫成分
・神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害することで殺虫作用を示す
・残留性や体内備蓄性の問題から、現在では、ウジ、ボウフラの防除の目的でオルトジクロロベンゼンが使用されるのみとなっている
5.昆虫成長阻害成分
・昆虫の変態や脱皮を阻害する成分で、有機リン系殺虫成分やヒレスロイド系殺虫成分に抵抗性を示す場合にも効果がある
1)変態の阻害:メトプレン、ピリプロキシフェン
・幼虫がさなぎになるのを抑えるホルモンに類似した作用を示し、幼虫がさなぎになるのを防ぐ
・不完全変態(さなぎにならずに成虫になるもの)の昆虫やダニには無効
2)脱皮の阻害:ジフルベンズロン
・脱皮時の新しい外郭の形成を阻害し、幼虫の性状な脱皮を防ぐ
6.その他の成分
1)殺虫補助成分:ピペニルブトキシド、チオシアノ酢酸イソボルニル
・殺虫作用とは弱い(またはほとんどない)が、殺虫成分とともに配合されることにより殺虫効果を高める
2)忌避成分:ディート
・忌避作用を示す虫が一般にこの物質の臭いを嫌うために、と考えられている
殺虫剤・忌避剤の剤型、用法
1)スプレー剤
・衛生害虫に直接噴射するもの
・害虫が潜んでいる場所などに噴射するもの(残留噴射)
・閉め切った部屋の中で一定時間噴射するもの(空間噴射)
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