
漢方処方製剤
3.漢方処方製剤の種類
かぜの諸症状に用いられる
4)柴胡桂枝湯
【適】
・体力中程度またはやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱、寒気、頭痛、吐き気などのある人の胃腸炎
・かぜの中期から後期の症状
【重篤は副作用】
・間質性肺炎、肝機能障害
5)小柴胡湯
【適】
・体力中程度で、ときに脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、食用不振や口の苦味があり、舌に白苔がつく人の食欲不振、吐き気、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状
・胃腸虚弱、胃炎のような消化器症状にも用いられる
【不適】
・体の虚弱な人
【重篤な副作用】
・間質性肺炎、肝機能障害
【注意】
・間質性肺炎の副作用が現れやすいため、インターフェロン製剤で治療を受けている人は使用してはならない
・肝臓病自体が間質性肺炎を起こす要因の一つとされているため、肝臓病の診断を受けた人は、使用する前に医師などに相談する
6)小青竜湯
【適】
・体力中程度またはやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出る人の気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症
【不適】
・体の虚弱な人
・胃腸の弱い人
・発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感などの副作用が現れやすい
【重篤な副作用】
・肝機能障害
・間質性肺炎
・偽アルドステロン症
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