
漢方処方製剤
3.漢方処方製剤の種類
鎮痛、精神不安・不眠、小児の疳に用いられる
6)抑肝散(ヨクカンサン)
【適】
・体力中等度を目安として幅広く用いることができる
・神経が高ぶり、怒りやすい、イライラなどがある人の神経症、不眠症、小児の夜泣き、小児かん症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症
【注意】
・動くと息が苦しい、疲れやすい、足がすくむ、急に体重が増えた場合、心不全を引き起こす可能性があるため、直ちに医療機関を受診する
7)抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)
【適】
・体力中等度を目安として、やや消化器が弱い人に幅広く用いることができる
・神経が高ぶり、怒りやすい、イライラなどがある人の神経症、不眠症、小児の夜泣き、小児かん症、更年期障害、血の道症、歯ぎしり
咳・痰に用いられる
1)甘草湯(カンゾウトウ)
【適】
・体力に関わらない
・激しい咳、口内炎、しわがれ声、外用では痔・脱肛の痛み
【注意】
・短期間の服用にとどめ、連用してはならない
2)五虎湯(ゴコトウ)
【適】
・体力中等度以上で、咳が強く出る人の咳、気管支喘息、気管支炎、小児喘息、感冒、痔の痛み
【不適】
・胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人
3)柴朴湯(サイボクトウ)
【適】
・体力中等度で、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、風邪をひきやすく、ときに動悸、めまい、嘔気を伴う人の小児喘息、気管支喘息、気管支炎、咳、不安神経症
・これらの症状における虚弱体質改善
【不適】
・むくみの症状のある人
【重篤な副作用】
・間質性肺炎
・肝機能障害
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