漢方処方製剤(10)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0194_convert_20141014221403.jpg

漢方処方製剤

3.漢方処方製剤の種類
胃の不調に用いられる
4)六君子湯(リックンシトウ)
【適】
・体力中等度以下で、胃腸が弱くて、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血症で手足が冷えやすい人の胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐
【重篤な副作用】
・肝機能障害
腸の不調に用いられる
1)桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)
【適】
・体力中等度以下で、腹部膨満感のある人のしぶり腹、腹痛、下痢、便秘
2)大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)
【適】
・体力に関わらない
・便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(ニキビ)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの症状の緩和
【不適】
・体の虚弱な人、胃腸が弱くて下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすい
【注意】
・ほかの瀉下薬(しゃげやく)と併用してはいけない
3)大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)
【適】
・体力中等度以上で、下腹部痛があって、便秘しがちな人の月経不順、月経困難、月経痛、便秘、痔疾(じしつ)
【不適】
・体の虚弱な人、胃腸が弱くて下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすい

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2021.03.24 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医薬品漢方処方製剤(10)












管理者にだけ表示