漢方処方製剤(13)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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漢方処方製剤

3.漢方処方製剤の種類
女性に現れる特有な諸症状に用いられる
8)桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
【適】
・体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちな人の月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔疾、打撲傷
【不適】
・体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすい
9)当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
【適】
・体力虚弱で、冷え性で、貧血の傾向があり披露しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える人の月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腹痛、足腰の冷え性、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り、低血圧
【不適】
・胃腸の弱い人では、胃部不快感等の副作用が現れやすい
泌尿器の症状に用いられる
1)牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)
【適】
・体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇がある人の下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う諸症状(肩こり、頭重、耳鳴り)の改善
【不適】
・胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛、のぼせ、動悸などの副作用が現れやすい
【重篤な副作用】
・肝機能障害
・間質性肺炎

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2021.03.27 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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