漢方処方製剤(14)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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漢方処方製剤

3.漢方処方製剤の種類
泌尿器の症状に用いられる
2)猪苓湯(チョレイトウ)
【適】
・体力に関わらない
・排尿障害があり、ときに口が渇く人の排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみ
3)八味地黄丸(ハチミジオウガン)
【適】
・体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿で、ときに口渇がある人の下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、尿漏れ
【不適】
・胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢の副作用が現れやすい
・のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、のぼせ、動悸などの副作用が現れやすい
4)竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)
【適】
・体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがある人の排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿
【不適】
・胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢などの副作用が現れやすい
5)六味丸(ロクミガン)
【適】
・体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少または多尿で、ときに手足のほてり、口渇がある人の排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、痒み、夜尿症、しびれ
【不適】
・胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢などの副作用が現れやすい

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2021.03.28 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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