
漢方処方製剤
3.漢方処方製剤の種類
マオウの使用上の注意事項
・交感神経系への刺激作用により、心臓血管系や肝臓でのエネルギー代謝にも影響する
・心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人は、その症状が悪化するため、使用する前に医師などに相談する
・高齢者は、一般的に心悸亢進、血圧上昇、血糖値上昇を招きやすいため、使用する前に医師などに相談する
・中枢神経系に対する作用が強く、依存性がある
ダイオウの使用上の注意事項
・ダイオウに含まれるセンノシドが腸内細菌により分離され、その分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用を示す
・ダイオウには、センノシド(瀉下成分)のほか、タンニン酸(止瀉成分)が含まれており、大量に摂取した場合、逆に止瀉作用が現れることがある
・ダイオウを含む漢方処方製剤は、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れるため、瀉下を目的としない場合、その瀉下作用は副作用となる
・ダイオウを含む漢方処方製剤は、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れるため、瀉下薬との併用に注意する
・ダイオウを含む瀉下薬の場合、妊婦などは、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するため、使用する前に医師などに相談する
・一部が乳汁中に移行し、乳児に下痢を起こすため、授乳中の人は使用してはならず、使用する場合には授乳してはいけない
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

介護職員ランキング
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 生薬製剤(2)
- 生薬製剤(1)
- 漢方処方製剤(21)
- 漢方処方製剤(20)
- 漢方処方製剤(19)