生薬製剤(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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生薬製剤

生薬製剤の考え方
・生薬製剤は、個々の生薬成分の薬理作用を主に考えて配合された医薬品のこと
・西洋医学的な基調の上に立つもの
・漢方処方製剤のように、使用する人の体質や症状などに適した配合を適合するという考え方に基づくものではなく、定まった処方というものもない
生薬製剤の使用上の注意事項
・基原植物の薬用部位とその他の部位、または他の植物を取り違えると、有害な作用を引き起こすことがある
生薬製剤の相互作用、受診勧奨
・同じ生薬を含む医薬品を併用した場合、副作用を生じやすくなる
・「生薬製剤はすべからく作用が緩やかで、副作用が少ない」という誤った認識を持つ人がいるので注意を喚起する
・一定期間または一定回数使用しても症状の改善が認められない場合は、一般用医薬品によって対処することが適当でない疾患である可能性がある
代表的な生薬成分
1)ウワウルシ
【基原】
・ツツジ科のクマコケモモの葉
【作用】
・利尿、尿路の殺菌消毒
2)カノコソウ
【基原】
・オミナエシ科のカノコソウの根茎および根
※根茎:土中にできる芋のような部位のこと
【作用】
・神経の興奮や緊張の緩和(鎮静)
3)カミツレ
【基原】
・キク科のカミツレの頭花
【作用】
・抗炎症、抗菌、発汗
【注意】
・アズレンスルホン酸ナトリウム(アズレン)を含む

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2021.04.05 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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