「次の症状がある人は相談すること」(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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「次の症状がある人は相談すること」

便秘を避けなければならない肛門疾患
主な成分・薬効群
・ロペラミド塩酸塩
理由
・便秘が引き起こされることがあるため
激しい腹痛 吐き気・嘔吐
主な成分・薬効群
・瀉下薬(ヒマシ油、マルツエキスを除く)、浣腸薬、ビサコジルを主薬とする坐薬、
理由
・急性腹症(腸管の狭窄、閉塞、腹腔内器官の炎症等)の可能性があり、瀉下薬や浣腸薬の配合成分の刺激によって、その症状を悪化させるおそれがあるため
痔出血
主な成分・薬効群
・グリセリンが配合された浣腸薬
理由
・腸管、肛門に損傷があると、傷口からグリセリンが血管内に入って溶血を起こすことや、腎不全を起こすおそれがあるため
出血傾向
主な成分・薬効群
・セミアルカリプロティナーゼ、ブロメライン
理由
・フィブリノゲン、フィブリンを分解するタンパク質分解酵素であり、出血傾向を増悪させるおそれがあるため
排尿困難
主な成分・薬効群
・ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分
・ジフェニドール塩酸塩
・構成生薬としてマオウを含む漢方処方製剤
・スコポラミン臭化水素酸塩水和物、メチルオクタトロピン臭化物、イソプロパミドヨウ化物等の抗コリン成分
・ロートエキス
理由
・排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため、特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を起こすおそれがあるため

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2021.05.28 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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