
人体の構造と働き
消化腺
1)膵臓
・炭水化物、タンパク質、脂質を消化する酵素を供給する
・弱アルカリ性の膵液を十二指腸へ分泌する(胃で酸性になった内容物を中和する)
・血糖値を調節するホルモンを分泌する(インスリン、グルカゴン)
2)胆嚢
・胆汁を凝縮して蓄える(胆汁は肝臓で作られる)
・古くなった赤血球、過剰なこれステロールを排出する
・ビリルビンを含む
3)脾臓
・握りこぶし大のスポンジ状の臓器
・胃の後方の左上腹部に位置する
・脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を漉しとって処理する
4)肝臓
・横隔膜の直下にある大きな臓器
・胆汁を産生する
・必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成する
・必須アミノ酸:体内で作られないため、食品などから摂取する必要があるアミノ酸
・グリコーゲンを貯蔵する(血糖値が下がるとブドウ糖に分解され、血中へ)
・脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン(ビタミンB6、B12等)を貯蔵する
・有害物質(医薬品、アルコール等)を代謝して無毒化し、排出されやすい形にする
・アミノ酸が分解されて生じるアンモニア→肝臓で尿素に代謝される
・アルコール(お酒)→肝臓でアセトアルデヒドに代謝され、最終的には酢酸まで分解されて排出する
・ヘモグロビンが分解されて生じたビリルビン→肝臓で代謝されるが、肝機能障害や胆管閉塞があるとビリルビンが排出されず、黄疸を生じる
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