人体の構造と働き(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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人体の構造と働き

消化腺
1)膵臓
・炭水化物、タンパク質、脂質を消化する酵素を供給する
・弱アルカリ性の膵液を十二指腸へ分泌する(胃で酸性になった内容物を中和する)
・血糖値を調節するホルモンを分泌する(インスリン、グルカゴン)
2)胆嚢
・胆汁を凝縮して蓄える(胆汁は肝臓で作られる)
・古くなった赤血球、過剰なこれステロールを排出する
・ビリルビンを含む
3)脾臓
・握りこぶし大のスポンジ状の臓器
・胃の後方の左上腹部に位置する
・脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を漉しとって処理する
4)肝臓
・横隔膜の直下にある大きな臓器
・胆汁を産生する
・必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成する
・必須アミノ酸:体内で作られないため、食品などから摂取する必要があるアミノ酸
・グリコーゲンを貯蔵する(血糖値が下がるとブドウ糖に分解され、血中へ)
・脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン(ビタミンB6、B12等)を貯蔵する
・有害物質(医薬品、アルコール等)を代謝して無毒化し、排出されやすい形にする
・アミノ酸が分解されて生じるアンモニア→肝臓で尿素に代謝される
・アルコール(お酒)→肝臓でアセトアルデヒドに代謝され、最終的には酢酸まで分解されて排出する
・ヘモグロビンが分解されて生じたビリルビン→肝臓で代謝されるが、肝機能障害や胆管閉塞があるとビリルビンが排出されず、黄疸を生じる

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2021.06.06 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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